yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

サンプル HTML ページ



NOW ON SALE!

20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月村澤くん

⬆︎⬆︎⬆︎DVDは村澤くんをクリック!






全日本吹奏楽バンドクリニック 2019

f:id:tokatonton216:20190519072529j:image

今年もバンクリ、東京ハッスルコピーさんのブースにお邪魔しました〜

昨年重版され、売れ行きも好調のようです。

実際手に取ってお買いになられている方にも出会え、とても嬉しく思いました。

今月は、浜松市の小中学校の音楽担当の先生方対象の研修会があり、私が講師を務めます。今回の目標は、参加される先生全員、スネアロールができるようになること🤗

 

昨日のお昼、浜松聖星高校吹奏楽音楽監督の土屋先生と、東京ハッスルコピー社員の春日さんとご一緒した、lalaカレー浜松。

f:id:tokatonton216:20190519073036j:image

保科先生の復興について

夏のコンクールの練習に入っている学校が増えてきました。

保科先生の作品は、どのパートも楽器の特性を生かして、しかも生き生きと演奏できるように書かれている、名曲が多いです。シティ派でクールでカッコいい、だけど熱いものが沸々とわいてくる、保科先生そのものという感じがします。
さて、「復興」について。先日この曲を演奏する生徒から問い合わせがありました。

S.Cymb.とありますが、音源を聴くとHi-hat .cymb.で演奏している団体がほとんどのようです。指定通りのサスペンデッドシンバルで演奏したら、合奏の先生から「違う!」と言われました。どの楽器で演奏したら良いのでしょうか?

 

この曲は私がフィルハーモニックウインズ浜松に所属していた時にも、保科先生の指揮で演奏しました。ご本人にこの件は質問をしていませんが、最初は楽譜通りS.Cymbで演奏しました。登場する箇所がシビアな刻みがあるので、そのままだと響きすぎるのかなぁ〜と、布でミュートをかけてみました。なんだか緊張感がないような感じがその時にしました。結局ハイハットシンバルで演奏して、その時は落ち着きましたが、でもこれ、きっと何がいいか、保科先生自身もあまり決めつけずに、演奏家に委ねているのではないか?と考えました。ハイハットで演奏すると緊張感は生まれますがシビアすぎる、もっと横に流れるメロディの中でこの刻みが主張せずに存在して欲しかったのかなぁ〜とか、思いを巡らせます。

 

結局、先ほども言いました通り、ご本人にはしつもんしなかったか、もしくは、質問しても煮えないお返事、だったように思います。

これじゃなきゃダメ!なら、保科先生のことですからキッチリ楽器の指定があるはず。そうじゃないというところがミソだなと。

 

S.Cymbで演奏した刻みは、スネアに受け継がれます。スネアで演奏するとシビアさが少しなくなるんです、不思議なことに。それでもって、このサスペンデッドシンバルのそれは、フレーズというものが存在します。ここが重心のかかるリズム、ここは抜きのリズム、、、それも保科マジックというか、だいたい大きなフレーズで流れているところで刻みが用いられるのも、保科先生の特徴ではないかと。

 

演奏家の発想に委ねられるメッセージと取るか、実は初版はこう書いたけど後からこれだと思うものを発見したのが口伝で分かり、それを知っている人だけが正解を知っていると取るか・・・。でも後者だとしたら、私はつまらないと思います。その作曲家と繋がっていいない人は、演奏する資格がないのだって言われている気がする、そんなのどうかね・・・。

打楽器はじめの12ヶ月発売、3周年!

f:id:tokatonton216:20190422151837j:plain

この本が発売されて、もうすぐで3年が経ちます!寛大なる東京ハッスルコピーさまにより、世の中へ出していただきました、本当にありがとうございます過ぎて、涙ちょちょぎれ。


あたくしの打楽器人生スタートの時に思い悩んだこと、こういう本があったらなーを、ぜーーーんぶ書き記したのがこれです。引用ほとんど無し!私の実地訓練の結晶です。


バチを持ち始める4月から3月まで、成長段階に合わせたカリキュラムで読み進められます。


特筆すべきは、、手前味噌ながらロールの項なんじゃないかなー。あと、合わせシンバル。

f:id:tokatonton216:20190422152224j:plainf:id:tokatonton216:20190422152236j:plain

ドラムの項も良くできています。ミュージックエイトの譜面を叩きこなすのに困らない程度の解説と基礎練習を載せてあるからです!もっとうまくなりたい人は、ドラムスクールにでもお行きになって〜👋^_^f:id:tokatonton216:20190422152557j:plain


本は東京ハッスルコピーオンラインストアにて、お買い求めできます!

http://www.hustlecopy-store.com/




2019新年度スタートしました。

年度末の開成中学校定期演奏会、見栄を張って大ホールで開催されました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました!この場をお借りして、お礼申し上げます。

f:id:tokatonton216:20190421144044j:plain

今回はゲストに隣県、愛知県安城市安城学園高校吹奏楽部からお越しいただきました。合同合奏ではアルメニアンダンスパート1を演奏し、重厚なサウンドを披露できました。

更に夏のコンクール自由曲の作曲者である、内藤友樹氏自らの指揮で、交響的断章を再演しました。普段の幸太郎先生の指揮とは違う、情熱的でパワフルな音楽、生徒も弾け飛んで演奏していたのが印象的でした。

最近は全国バンドといいつつ、入部者数が少なくなっており、1〜3年生50名を切りました。今年度もそんな感じですが、目一杯の青春をしようと思っております。

f:id:tokatonton216:20190421144338j:plain


 

さて、新年度スタートしました。

私の体調もようやく本調子になってきました。今までのように目一杯で仕事せずに、少し余裕を持って過ごしていこうと思います。

もちろん今まで通り、指導の仕事も、演奏もがんばります😄

先日は大人の方が、スネアのロールを教えてください、といらっしゃいました。本番がすでに決定しており、そこできちんと演奏できるように、自己流でなくて余裕を持って演奏できたら!ということで、すぐに実戦で使えるレッスン内容にしています。いつもの大人未満の指導と違うのは、説明がきちんとできることwww

f:id:tokatonton216:20190421144120j:plain

自宅に個人レッスンの依頼もボチボチ行なってます。普段の部活でのお悩み相談といった感じです。最近思うのは、持ち方に問題があってその先に進めない生徒が増えているのかな、ということ。またそれを気にしすぎて、練習するモチベーションを失っている、ことも。癖がつく、を気にしすぎている人が多いかな、と。確かに気にしてほしいところもありますが、打楽器大好きだ===!!とにかく叩きた〜〜〜い!!ってなったら、癖とかどうでもいい!!みたいな熱い気持ちもあるんじゃないかな?と思うんです。それでどうもやりにくいなぁ・・・ってなって、ならレッスンでも受けてみるか、みたいな、ちょっと乱暴な切り口ぐらいでもいいのかな〜と。思ったり思わなかったり。失敗をそんなに恐れなくてもいいんじゃないの?だって、私自身も最初から演奏家になると思ってスタートしていないし。最初はとにかく打楽器楽しくて仕方なかったし。その情熱だけで高校生の部活動はただただ駆け抜けて行ったし。自分の好きに突進してもいいんじゃないの??と。またそういう生徒に出会うと、たまらなく嬉しくなっちゃいます。

 

今年度も一般の観覧はできなくとも、演奏する機会があります。「ゆかいなリズムの仲間たち」も、結成から4年を迎えました。色んなところへお伺いして、キュートにパワフルに活動して行きます!

f:id:tokatonton216:20190421144446j:plain


 

私個人の活動もボチボチ行なっています。今年度も何か面白いことをやりたいなぁ〜と思っています。

f:id:tokatonton216:20180404142056j:plain

 

指導の方は、教員の働き方改革の影響で、部活動の時間が削減されます。学校の部活動以外の活動も、何らかの手助けをさせていただければな〜自宅などでレッスンをするのが一番手っ取り早いです。実際それも始まってますし、他の方法でも協力できたらなと思っています。

 

 

あとはですね、趣味としていよいよ念願の山登りをしたいなぁ〜と思って目論んでいるところです。

f:id:tokatonton216:20190418144547j:plain

 

 

 

打楽器の基礎屋。部活動時間が縮小されるなら、こういう使い方はどうでしょう?

HCA001 打楽器はじめの12ヶ月 中村友紀f:id:tokatonton216:20180725205143j:plain

来年度から部活動の時間が制限されることになります。

先生方の過酷な労働条件を緩和するため、生徒たちも部活のみならず他の方にも取り組む時間を確保するため、というものがあるのでしょう…。吹奏楽部は活動時間がやたら長いのが特徴です。音楽を練習するのは、薄皮を重ねるようなもので、日頃の鍛錬を積み重ねてやっと目に見える形になります。どんなことでも言えることでしょうが、体の動きが少ない分、自己成長も分かりにくい、そしてその評価についても更に分かりづらいのが特徴です。


時間をやたらかける、コンクールで結果を出す、ここにメスが入る。

私は実はこの現象、面白いなと思っています。

部活動という閉鎖的な活動が、多くの人に関われるチャンスなのかな?と思っています。コンクールだけじゃなく、いろんな年代の方と音楽を楽しめる機会かもしれないし、音楽の楽しみ方の多様性も得られるのではないか?と思うからです。


さて、もしかして、打楽器の基礎力に疑問を持つ方々へ。それは部活動をしている中高生、大学生のみならず、なんちゃらの手習いで趣味として太鼓を叩きたいと思っているご年配の方に向けて、

個人レッスンやグループレッスンを展開しています。

コンクールとは関係ないアンサンブルの音出しをしてみたい、とか、スネアのロールができないからそれだけを個人で見てもらいたいとか、大人の方はどこかの吹奏楽団に入りたいのでその基礎固めをしたい、とか、を叶えてみたいなーと思いました。

部活動をしている生徒さんは、これから週末の活動が縮小されるので、空いた時間を使っていらしていただければいいし、

大人の方は趣味の広がりとして活用くだされば良いし、


ご興味ありましたら、我が家のレッスン室にいらしてください。

いろんなお話をしながら、打楽器を本当に楽しむ方法が見つかるかもしれません。^_^


一番最初の写真は、合わせシンバルだけのレッスン。


f:id:tokatonton216:20180824133154j:plain