yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

本日の本番

今日は袋井市立周南中学校の定期演奏会のゲスト出演をしました。
周南中の定期演奏会は今年で5回目だそうで、外部のホールを借りて演奏会をするという意気込みがすばらしいと思いました。ここの生徒は非常に伸びやかで素直にお育ちのお子様が多いという印象です。打楽器レッスンにもうかがっているのですが、基礎練習もカリキュラムを決めて自分たちできちんとやっているし、私がアドバイスすると素直にトライしてくれるので、教えていてとても楽しい学校の一つです。
さて私と長瀬正典さん(最近一緒の本番が続いております)、のステージが2部に設けられました。まずは長瀬氏のリコーダーの演奏&話。かれこれ演目も今月だけで3回は聴いているのですが、毎回新鮮で圧倒され感心するのでした。パヴァーヌ〜ガリアルド〜スパニオレッタの長瀬氏リコーダー3部作、ナイチンゲール(完全なる独奏、これがまた絶品)、そして口笛ポルカ※<ぶんちゃっぶんちゃっ系>を長瀬氏が演奏し、私がその伴奏をしました。次に安倍圭子氏の作曲した「桜の幻影」という曲を季節外れにも関わらず、自分が好きだという理由で演奏しました。<さっくらっ・・さっくらっ・・>と曲の中でさくらさくらが出てきます。坂本冬美の「夜桜お七」みたいに。いや、カッコイイ曲なんですけどね、桜の幻影、いや、両方!!次は湯山昭氏が作曲した「マリンバサキソフォンのためのディベルティメント」という曲を演奏しました。ディベルティメントを日本語にすると嬉遊曲といいます。二人の心の中で「よぉ〜しっ、遊びの心だぞぉ〜っ」ていうのがあって、ホクホクと楽しいワクワク感が出せるかを考えていました。今日の演奏では出来たのではないかと、思いたいですね。
2部で完全燃焼してしまった私たちは、「3部のポピュラーステージで小物打楽器などでちょっと参加してもらえますか?」という先生からの急なお言葉も、ハイなテンションのまま快く承諾☆もう終わったんだから(くれぐれも2人のステージがです)、どんとこいって感じで、舞台の上で小物を取っ替え引っ替えしてました。冒頭「タッチ」という我ら世代では永遠の青春アニメの曲を演奏してくれました。「タッチ」ですよ、「♪〜星屑ロンリネスッ!」って言ったら・・・ねぇ〜?・・・何かいれないと!!って、これは条件反射でしょー!!私は※「ビブラスラップ」入れちゃいました。それから5〜6曲演奏して会が終了直前、「これで3年生の先輩が引退します!!」と3年生を紹介。一人一人に感謝状があり、それを部長が読むわけですが、感極まった3年生はシクシクしてました。最近歳をとって涙もろくなった私は、思わずつられそうになり危なかった。本日涙コックは閉めておきました。
周南中のアットホームな雰囲気あふれる、とても気持ちのよい演奏会でした。


注)
※<ぶんちゃっぶんちゃっ>・・・私は個人的に<ぶんちゃっぶんちゃっ>系にとても弱く、これを聞いた瞬間にご機嫌に心の中で草原をスキップしてしまうのでした。以前携帯の着信音に使っていた曲は「みんなのうた」で放送されていた「テトペッテンソン」という曲でした。これも<ぶんちゃっぶんちゃっ>系です。そういえばエレクトリカルパレードも<ぶんちゃっぶんちゃっ>系ですけど、これはそういう認識で聴いたことないなぁ。
※<ビブラスラップ>・・・演歌でたいがい歌いだしの前に鳴る「カァ〜〜!!」ってやつ、あれがビブラスラップです。水戸黄門の8:45頃に印籠を出す時にも使われているかな?