音楽鑑賞教室

先日、浜松市の小学校５年生対象に行われている、音楽鑑賞教室にお出かけした。演奏は私の太鼓の先生が所属している楽団がしているので、なんだかんだ都合をつけて急遽でかけるという感じで、毎年観ている。アイーダの凱旋行進曲や、剣の舞などのメジャーな曲を演奏するのだが、何と言っても児童が参加するというのが、この鑑賞教室の目玉と言っていい。威風堂々の一番メジャーなところはリコーダーで、ビリーブは合唱で、２０００人ぐらいいる会場全員の児童が一斉に音を出すのは圧巻だ。話に聞くと、会場いっぱいに響き渡るサウンドの素晴らしさに、涙が出る団員もいらっしゃるとか。正直、いままではそんなに感動しなかった私だが、今年は子供を持つ親の立場になって、感じ方が変わった。こういうのは是非うちの子供が小学生になったら体験させてあげたいなぁと、しみじみ思った。
そして、私の先生の少年のように無邪気にティンパニを叩く様子が見られるのも、私個人的には感動する出来事である。今年は特にそれを感じた。もうすぐ退職されるお年なのに、いつまでも熱い心で演奏する姿は、いつまでも若々しい。それに年々上手くなっている気がする（先生にそう言っていいのか分かりませんが・・・）。まだまだこれから！！！！！！と演奏しながらこちらに迫ってくるようで、ホントに頭が下がる。