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yukiの打ハハ日記

パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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フィル浜vol.2定期本番です。

おんがくの話

おはようございます!
いよいよ今日、フィル浜第2回目の定期演奏会です。今回のメインは「復興」。作曲家自身の指揮とあってお客さんの関心がかなりあると思います。「復興」、去年度のコンクールでもかなりの学校が演奏していました。どれも秀悦な演奏で素晴らしい。
さて、この復興は、東日本大震災にインスパイアされて作られた、わけではなく、ヤマハ吹奏楽団50周年を記念した、保科先生からのはなむけ曲なのです。以前からヤマハと保科先生との繋がりがあり、私はその中で「古祀(こし)」が大好きです。高校入学した時の定期演奏会で、先輩が演奏していました。カッコいい曲だなぁー、保科さんって人が作曲したんだー、どんな人なんだろー。と。その年の秋に「風紋」を演奏しました。あの保科さんの曲だ、うわぁー、やっぱりカッコいい!なんじゃこりゃ!という感想でした。「復興」もクールなところと熱いところのコントラストが他の曲と同じく激しくあり、クールは限りなくカッコいいのであります。カッコつけてて、カッコいいのです、笑。大人なのであり、バーボンやスコッチなのです笑。激しいところは頭脳的ではなく情熱なのです。そこがいい。変にカッコつけてない熱いところが、すごく魅力的なのです。
演奏家が思わず熱くなっちゃうのは、きっと保科先生としてもほくそ笑むところだと思います。先生ご自身が飾らない格好良さをお持ちの方なので、曲そのものだと、私は思っています。


さて、そんなこんなで今日演奏会。保科先生の二日間にわたる、講義のような合奏を終えました。曲を解釈するにあたり、どのような理解をすると良いか、また効率よく合奏する手筈ということです。時短テクですね。仰りたいことは何度も重複されます。山と谷、リズムのバウンド、骨のリズム、コード進行、コードの積み上げ方、重心のかかる音に対するアプローチ、などなど。何回も言われるとアホなあたしでもさすがに覚えます、笑。ご高齢の保科先生ですが、2日間朝から夜まで立ちっぱなしです。指揮の時も椅子に座りません。そして頭がぼんやりすることなく、私たちにご自分のスキルを植え付けることに情熱的です。凄みすら感じます。
プロの団体を育てることの凄さ、モチベーション、エネルギー、etc…そういうことなんだと思うのです。
今日の演奏会が真剣で楽しく終われますように。




復興のラストのシーンのように…。

もう一つ、復興のラストシーンの穏やかで雄大な部分のテンポについて、私は街を歩くテンポだと思っていたら、どうも違うのです。保科先生にお聞きしたら、「ここはね、サラッとやりたいのね。あのね、ゆっくりは出来ないの。恥ずかしくて。」…恥ずかしいという意味、いろいろ含まれるすごくいい表現です。何というか、それで察してくれってことなんですけど、つまり町を歩くテンポではなかったのです。私が思うに先生は街を俯瞰で見ていたことになります。というテンポだったわけですね。ヘリコプターかなんかで最後は上へあがり、さーっと復興された街々を眺めてみたいと思います。