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yukiの打ハハ日記

パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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浜松市中学選抜吹奏楽団、オーディション。

おんがくの話・熱血鬼教師編

本日は試験の監督をしました。今回は今までと違い、楽器を8個も使いました。スネア→トライアングル→タンバリン→シンバル→大太鼓→ティンパニ→キーボードパーカッションです。やってみて分かったのは、スネアが出来る人は何でも出来る…ということ。スネアがもしあまり得意でなくても、他の楽器で特出した達人も出るのかな?と思ったのですが、結論から言うと、そうでもなかったです。楽譜の休符になる楽器の移動も拍を取り、数えてもらうことで、より実地に近づけました。
この課題を機に、各楽器の演奏方法を伝えるチャンスだと考えていました。普段のレッスンでは担当楽器しか教えないことが多いのですが、今回は全部の楽器を演奏するのですから、自分の隠れた才能を知った人もいるかもしれません。

さて、今回の試験の各楽器のポイントを受験された生徒さん宛に、この場を借りて説明しておきます。

スネア→6/8拍子の不慣れなリズムができていること。そしてロール。やはりこれは大きな審査ポイント。リムショットはおまけのようなもので、失敗してもそれほど関係ない。が、コントロールしないと出来ない奏法でもある。技術の高い人なら出来る確率はおのずと上がる。

小物→トライアングルは澄んだ音が出せるかが大事。脱力してコントロールされた音が出せるか?である。ビブラートの奏法も自分のセンスで入れないといけない。タンバリンはジングルのキレの良さが大事。楽器を振るロールはみんな苦戦していた。

大太鼓→スネアのように音の狭いイメージではなく、その反対。身体を緩ませて脱力し、跳ね返るバウンドを感じ、低い音を出す。ロールして決める音、マーチの4分音符の箇所の粒立ちの良さ、リズムの表情があるかがポイント。

シンバル→他の楽器同様、脱力感のある音かどうか。リズムの表情があるか。

ティンパニ→冒頭のロールと決める音。スネアのようにスピードのある音ではなく、スピードの無い太くて抜けのある音が欲しい。音は、広く緩いイメージがティンパニは大事。音を歌いながら叩いて、音程感を養いたい。あと、モフリング。クロスしても音の粒の均一性を失わないこと。

鍵盤→左右の粒のバランスの良さ。シロフォンは軽さとスピードのある音を出したい。かたさはいらない。手首は柔らかく。あとフレーズを意識して。音の減衰が早いので、表情を付ける時はフレーズで出すしかない。どこを山にするかということ。グロッケンも手首は柔らかく。フレーズ感は同じ。

どの楽器も同じだが、しっかりした音色の中に、抜けの良さが欲しい。芯をとらえるが硬さはいらない。左右の粒を徹底して整える。この簡単な基礎を、どれだけがまんして練習できているか、にある。という点では、今日受験した生徒は、誰もこれを徹底して強く求めている人がいなかったと思う。辛口だけど。楽器を演奏してステージに乗ると、出来たつもりになる。しかし、そこを1人で演奏した時に恥ずかしくないか?自問してみよう。1人丸裸になってもサマになるだろうか。音楽に親しんでいない人からも、上手だねと言われるだろうか。
そういう生徒が増えて欲しい。