yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

開成中、バンドジャーナル8月号に載る!のですが…の裏番組。

全国大会バンドとして、開成中がバンジャに載りました。



さて、この取材の時、私は学校の駐車場にて、打楽器の生徒とすったもんだをしていました。2hぐらいの押し問答の末、良くない結果になったのは本当に残念であります。みんな取材でウキウキしてるところを撮影されている、そんなリアルタイムに、よそいきの顔をしないで、私たちは…。これもこのタイミングで、そうか、こういうのも、日常なんだ…と。その件についてバンジャの方も記事に載せてはいませんでしたけど、そんなみっともない姿も開成中なんだ、いいところも悪いところも全てが開成中で、色々受け入れて今があるんだ、そんでもって前へ進むんだ!という感じがしました。


私は自分が困難に陥ったとき、この全てを受け入れる、という心に何度か救われてきました。どうしても人はいいところだけみて、それが自分と思いたいし、みてもらいたい。けど、悪い自分もある。それを直視せよ、と言いたいのです。嫌な自分から逃げるな、あえて見つめていけ、そして受け入れろ。それから自分との付き合い方を考えろ。悪い自分を分かってるから人にどう接すればいいか、どうしたら最小限のトラブルで済ませることが出来るのか、考えるだろう、と。
もし弱い自分を受け入れられないと、自分を過大評価したり、本当は出来もしない自分の理想を掲げ、目標だけは高く立てて、結局出来ない自分に自己嫌悪するだけだから。弱い自分を知らなかったり、コントロール出来ないことで、かえって人に迷惑をかける。自分は出来ない人と、自己暗示にかけてしまう。もったいない結果を招く。お互いにとっていいことがない。

しかし、弱い自分を受け入れるというのは、簡単なことではありません。ましてやそんな自分を受け入れるだなんて…。部活動というのは嫌でも自分の見せたくないところが露呈するし、指摘もされます。客観的に言われることで自分を知るキッカケにもなる。精神的には過酷だけど、成長する上でとても大事な経験だと、私は信じています。

それを教えてくれる部活動に私は希望を感じるし、「青春」のそういうモジャモジャしたことがありながらも素晴らしい音楽を奏でようと真摯に向き合う姿勢とがあいまって、感動を呼ぶのだと思っています…。

以上、バンジャ裏番組でした…。