昨日は言いたいことを言い放ってしまったお詫びに笑、今日は丁寧に速打ちについて考えてみたいと思います。
「早打ち」とは書かない理由は、速度のことを言っているからであります。
速打ちってやつは、気合いだ===!!と言っていた時代もあるし、実際そういうところもなきにしもあらずだし。ですが、やはり根性論には限界があるんです、当然ですが。
「脱力」と「反射」がポイントになると思います。
速打ちは私が苦手なので、なんとかして克服する方法はないかと長いこと、ずっと考えてきました。色んな人のいろんな意見も、折に触れ聞いてきました。どれもしっくりくる答えが得られなかった。大太鼓のチューニングみたいに、聞いてみたけどなんだか分らんなぁ、、、、という結末を迎え続けていましたが、多分・・・。
指だ。これ。指使わないといかん。
手首でがんばってやるもんじゃない。手首はリラックスだな。んでもって与えたパワーが返ってくる反射を使うのよ。その反射を無駄なくパワーに変換できるように指がお付き合いできればいい。指が付き合えないから速さに対応出来ない。
んじゃ、指はどうやって鍛えるね?
日常使うように心がけるさ〜〜〜。中指と薬指は特に意識してさ。
そうするとピアノの練習とリンクすると思うんですよ。ピアノを習っていた子の方が速打ちは有利だと、思いますが。どうなんでしょう。そうじゃない人もいるのかしら。展覧会の絵のピアノソロを聴いた時に、打楽器バリの猛烈速打ち左和音!!ってのを見ちゃったんです。あ〜〜〜ピアニストは出来るんだ〜。ピアノの教則本に書いてありそうだな、と思いました。体の使い方の理論もピアノの方が進んでいますから、そういうのも多少読みました。今はやりのアレクサンダーテクニークとやらも、参考になると思いますが、とりあえず打楽器をやる人の側面から考えますと・・・。
打楽器をやっている人と、全くやってなくてこれから始める人とでは、この中指と薬指の動きが全然違うので、多分この説明で速打ちは克服できるんじゃないか?と思ってますが!!!どうでしょう!!!!!?
よくやるTempo=120に合わせて片手ずつ連打するのとか、某トレーニング本での指トレとかがそれにあたると思いますし、ルーディメンツの類、よく出てくるけど皆退屈でやりたがらない、けどやっぱりやんないといけないトレーニングの王座に輝く「スティックコントロール」の練習。冒頭から退屈極まりない、音符の変化も何もないストイックな練習ですけど、あれが必要なんですよね。
指がよくパラパラ動いているマイケルジャクソンは、速打ち上手そうな気がします。笑