yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

サンプル HTML ページ



NOW ON SALE!

20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

ディキシーランドジャズのダサさとかっこよさ

ジャズの源ともいうべき

ディキシーランドジャズ

私の大学の友人がまだやってるみたいで

この前その動画が送られてきました。

 

学生の頃なんちゃってのレベルですが、

やってたんですよね。

大学4年の時に

大須演芸場のロングランなお仕事で

ご一緒した先輩で

このジャンルに詳しい方がいて

その人からのご指導もいただいたことがあります。

先輩はダーティーダズンブラスバンドのコピーをやったりして

しっかり目にニューオリンズに傾倒してた人なので

ご指導は濃くて、厳しく、楽しかった記憶があります。

 

ディキシーとは違いますが

でもやっぱり似てて

年代的に同じものとして、

こんなことやってましたを話しますと。

 

今はなき、大須演芸場

女優のミヤコ蝶々さんが応援してたことでも

有名な劇場が

名古屋市大須にありました。

 

1ヶ月に及ぶ長い公演は

ドイツの「三文オペラ」という

オペレッタ?をアレンジしたものを

公演していました。

三文オペラは、クルト・ワイズ作のオペレッタ

私が好きな、ちょっとジャズ、

ノスタルジックな世界観の音楽。

気の合いすぎる仲間にも恵まれて

めちゃくちゃ楽しいお仕事でした。

 

そうねー今までやった仕事の中で

ダントツ楽しいものでしたね〜

(どうやらその時の演者や演奏家も含めた仲間同士で結婚してる人が何組かいることを最近知りましたの驚き❗️)

 

大須演芸場は、大学4年の夏と

次の年の夏もやりましたが

第1回目の時が

とにかくメンバー的にも神でした。

ほとんどが音大卒業生とか在学生でしたが

三文オペラというジャス的な内容なのもあって

名古屋のジャズプレーヤー(サックス、ピアノ)がいたりしました。

年上の人からは、とにかく可愛がられたし

公演後、激狭い楽屋に10人ぐらい夜遅くまでいて、毎夜宴会みたいでした。

着替えも、そこでするのです。

楽屋は広さ的に6畳くらいかなー

カーテンだけで仕切られた着替えスペースで

私が着替えてるお尻の下に

カーテンで仕切られてるけど

男の子の頭が下にあったり爆笑

「あのぉーゆきさん、俺の頭あるんですけど💦」といって爆笑されたり

私のファンと称する男の子から

100万本のバラの花束を渡され

にもかかわらず、その子のことが私は

あまり好きでなかったので(爆死)

その楽屋にドライフラワーにしてたら

「お前なー、男がバラの花束を買ってお前に渡すってことは、どういうことか分かってるのか!?この花、お前どーすんだよー^_^💦」

と呆れられた記憶も蘇りました笑💦はぃ!

 

あれを超える仕事は、

おそらくないだろうと思います。

年齢の幅もそこそこあった仲間ですが

その頃に知り合った人とは

今でも繋がってるし

がんばってでも切れないようにもしてます💦

 

ディキシーランドジャズの雰囲気とか

このジャンルが発祥された年代の文化も好きだし

黒人霊歌だったりするルーツのダークさと音楽の底抜けの明るさのギャップも

 

自分の葬式はぜひ

ディキシーで見送ってもらえたら〜

娘に伝えておかねば^_^

 

 

ディキシーは、個人プレーが多いですから

素人がやるには少し負担が大きい。

ちょっと自信のある人

プロでもそのジャンルが少し好きな人でないとやらないのかなーと思います。

私は最近すっかりご無沙汰してます。

我々の仕事していて、んじゃディキシーやろってなかなかならないですねー

ちょっと上の世代の音楽なのかも。

 

そんな中の仲間の演奏ときたもんだ。

 

そもそもこのジャンルが私は好きなので

ちょいとこりゃやばい💦

心の炎が、ポッ🔥っと

点いちゃうじゃんかよ

うわぁー、こんなことやってたっけ

あの曲どーだっけ

あの時どーだっけ

頭の中をグルグルまわるまわる地球は回るよ

 

12番街のラグって曲の楽譜ある?

みたいな話になったので

 

どんな曲だっけな、と思って

当時使ってた私のドラムメモを

チョー久しぶりに引っ張り出しました。

私の中ではすごく好きなメモで

絶対に捨てないようにして

大事に保管してました。

いつかこれをやる日が来たら

すぐ演奏できるように、と思って。

 

大学を卒業してから

一回ディキシーを仕事でやったんですが

それ以来、ないですね💦

 

12番街のラグという曲を

YouTubeで検索して

あー、こういう曲だったっけ💦

と思い出したんですけど

 

クレイジーキャッツのこれが出てきた

 

クレイジーキャッツ

高校から大学の頃に

けっこうはまってて。

その頃植木等さんのスーダラ伝説が

リバイバルヒットしたり

谷啓さんがラッパーのスチャダラパー

ジョイントしてCD出してたり

谷啓さんがハラホロワールドという

全国ツアーをしたりしてたので、

その流れで谷啓さんのライブも観に行ったし。

トロンボーンめっちゃくちゃうまくて

ちょー感動しましたよー。

クレイジーのCDも持ってましたね。

クレイジーの前の世代のエノケンのCDも持ってて

チャップリンとか昭和初期の日本の

白黒映画も激ハマりしてた頃で

My Blue heavenとか、繰り返し

ずっと聴いていた気がします。

 

そのクレイジーキャッツが激うまなんだな💦

スイングのうねりが絶妙⭐️

 

ディキシーってノスタルジックで

土臭くて、洗練されてなくて、人臭くて

ダサいけど、底抜けに明るくて

生きるエネルギーしか感じないっていうか

笑い声がよく似合う音楽ですね

私が目指すネオチンドンとも親和性があるし

道化が入ってたり

底辺には悲しみも見え隠れして

 

シカゴで成熟したかっこいいジャズも

いいけれど

人懐っこさがとれちゃって

カッコつけるから

背中がこそばゆいんですよね、私には。

 

いつかニューオリンズ行きたいですねー

 

台風で甚大な被害を受けてから

だいぶ復興したのでしょうか❓