yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

教え子のコンサート

16日の土曜日は教え子のコンサートが同時刻に行われ、二つを掛け持ちしました。二つともダブルブッキングしていると気が付いたのはその3日前・・、どっちともいい返事をしてしまった調子のいい私は「しまった!」と思い、掛け持ちという強行突破に出ました。演奏する場所が近くて助かったわけですけど(アハハ)。教え子さんの中に大人もいらっしゃいます。まずはその方が所属している社会人バンドの演奏会へ。中学校時代に打楽器を担当していて、大人になるまで遠ざかっておられたそうですが、あるきっかけで復活を思い立ち、私のところへやってきました。「基礎から教えて欲しいんですけど・・・。」私はあまり大人を指導した経験がないので最初は戸惑いましたが、今ではずいぶん楽しくレッスンしちゃってます。なにが楽しいって昔のギャグとかが通じること(中学生ぐらいだとひらめいてもウケるか不安で口ごもることはしょっちゅう)。初心者なのにメトセラ2という打楽器が大活躍する曲を半年後に演奏すると聞いて、上達させないといけないレベルの高さに失神してしまいそうだったのですが、当の本人が一番不安でしょうからひとまず教えることに。とはいえ社会人なので仕事の合間にやる練習時間を確保するのに大変だったろうと思うのです。しかし土曜日はしっかりメトセラを叩いておられました。「あきらめない!」精神のすばらしさっ!!メトセラの演奏前後、その最中、聴いている身の私も緊張しっぱなし&若干ウルウル来そうでしたよぉ〜。
もう一つは非常勤講師をしている県立高校の発表会。今回は自分の生徒が出演出来ず残念でしたが、旦那様の教え子が出演したので、それを観に行きたくてダブルヘッダーになってしまったのでした。小学校卒業したての時代から知っている生徒が成長し、ソロで演奏するまでに!その姿は大変まぶしく、堂々として見えました。以前打楽器の生徒が出演した時も、オーディションに合格できないと出演出来ない発表会なので、やはり心からわき上がる嬉しさがありました。子供の成長に目を細める親の気持ちとおそらく同じでしょうね。ですが私は鬼教師!「う〜〜〜ん、まだまだ子供のような音楽じゃないか。もうちょっとなんとかならないの?」生徒にかける言葉は、そのメッセージが強いほど、自分に跳ね返ってくるんだな。