いなさっ子交流事業 ふれあいコンサート

本日は（日が替わって昨日ですね！）引佐多目的研修センターにて、育児サークル対象のコンサートがありました。集まったママ＆子供は120組！ステージの上からみると、敷かれたシートに埋めつくすように人がいらっしゃいました。共演はみんな達人の方々なので、ソロも折り込みつつ、合奏も入れつつ、約一時間の内容でした。毎度適当な私のトーク、何を喋ったらいいか困るので、普通に喋るように話をしていくのですが、それが案外ウケるので、不思議な感じがします。
最後にポニョをやったら、やっぱり反応が良かったです。サークルのお世話をされている方のお話だと、育児に悩んでいらっしゃる方を招待したそうで、音楽を通してすごく楽しんでいる様子にホッとしたと聞きました。音楽には心から沸き上がるものを呼び起こす作用があることを、改めて感じさせられました。演奏している私は、聴いていらっしゃる方の境遇をあれこれ考えてはいません、どんな方でもない、音楽を一緒に体感する仲間、という意識ですね。バリアフリー、そういう線引きがない世界って、改めて考えると、そうそうあるもんじゃないのかも、だから、音楽っていいねってなるとしたら、私は演奏家としてどのように必要とされようかなと、今日は価値観が変わるいい機会かもしれません。