仕事納めした高校で、仕事始めしました。アンコン静岡県西部がもうすぐです。枠のせまさにヒーヒー言いながら、食い込みたいなぁと思うのですが、超激戦区なので、なかなか至難の技です。
では、コンクールをイメージしましょう。
舞台への楽器の搬入が終わり、支度が出来てコールがかかります。
「プログラム○○番、県立ほにゃらら高校打楽器○重奏。曲は林圭一郎作曲、古事記よりヤマタノオロチです。」
拍手 のあと、お辞儀の有無。
楽器の配置に着いて、お客さんの数と比例しない、シーンとした静寂の音とのギャップを堪能。おばちゃんは無意味にビニール袋とか、紙類をカサカサ音を立てる人がいるが、それは待ってあげて、静かにするように無言で威圧しよう。
ブレスの取り方、大丈夫かな?
はいっ!
という感じで音が出ます。
音が出たら、緊張で重心が上へ上がるのを防ぎたい。上がりまくる横隔膜を低い声を出して下げたり、強く息を吐く。
音ミスはご愛嬌。それが自分の実力と、受け入れる他ない。今更悔やんでも、後の祭りである。が、そのミスで全てが終わる前に、そのミスをドンマイ!とやり過ごし、ただちに忘れ、次へ備えよう。
まぁなんとか演奏が終わり、きちんと音を切ってお辞儀をして、拍手を浴びよう。
ただちに退場。
となる。
とにかく音を出すまでが緊張する。
楽器をトラックからおろして、調子をみて、舞台裏へ入るタイミング、動線は必ずチェックすること。
寒い廊下で呼んでくれるのをあてにして、実はそんなサービスがないことに慌てて、急に楽器を運んだりして動揺し、さんざんな演奏になるところを、何回も見て来ている。とにかく会場では慌てないよう、段取りや動線、出演順はくどくもからくもチェックすること。
楽器、スタンド、それからマレット類は全て名前を書くこと。万が一紛失しても、追跡できる。
袖にバチが入るトラブルはチェックしたか?靴は足を傷めるようなものではないか?もしそうなら、テーピングだのクッションだので回避するように、支度してあるか?
会場は寒いのでコートなどの防寒準備をすること。カイロは必需品。
マリンバは冷えないように工夫する事。カイロを乗せるなどして、温めておく。膜質太鼓類もそう。
マレットは持つところが力が入るように工夫してあるか?
演奏以外のところが、大事かもしれませんね〜。