yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

フィル浜の13回目定期へ行きました。

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フィルハーモニックウインズ浜松の

第13回定期演奏会へお出かけしました。

 

家族がみんなそれへ行くと後で知り

出払った家でやることもないし

私も行くか…と思って。

 

団員の平松浩一郎くんに

チケットちょーだい🥰と連絡したら

 

ゆきさーん、チケット売れてて

ないんっすよーって言われ

マジかよー😿って思ったんだけど

2階のいいところ、取れました❤️と

あとから連絡をいただきましたー

 

チケット代を払おうとしたら

この前マインシュロスでの飛び入りライブへ

参加してくださったのと、日頃のお礼で

お代はけっこうですー

と言われ、そのまま懐へしまった所存笑

 

さて、今回は

ダフクロ(ダフニスとクロエ/ラベル作曲)がメインでした。

山﨑由貴さんのユーフォニアムソロのステージもあり

それも素晴らしかった。

彼女は人柄もよく、演奏も素晴らしく

今超売れっ子の演奏家。

浜松が産んだスターになる勢いがありますね。

 

私も6年ほど前かな、まで所属していました。

 

吹奏楽の課題曲を、生の吹奏楽団が演奏するのを聴いてみたい

というところから、この楽団が生まれました。

浜松出身の音大卒業生もかなり増え

演奏家の仕事を設ける狙いもありました。

なので私より10歳ぐらい下の年代が主体となりました。

野崎先生、うちの主人幸太郎、土屋史人先生などの教え子がたくさんいます。

 

私はその当時にすでに古株扱いでしたが

打楽器は人がいないので、メンバー入りすることに。

指揮は吹奏楽の作曲家として大御所でいらっしゃる保科洋先生。

課題曲は過去に3回作曲されていて

「風紋」「アルビレオ」「スケルツォ」

どれも秀逸な作品です。

 

「風紋」はこのフィル浜でも何回も演奏されており

私自身も何回も演奏しました。

その後作曲された「復興」と似ている箇所があり

ストイックなリズムパートの上に

悠々と流れるメロディ、その対比。

保科先生の曲は

コントラストの明確さにあると思います。

 

ストイックなリズムパートを担当する打楽器は

スネア、サスペンデッドシンバル、タンバリン

あたりの高音楽器が多く

ということは必然的にシビアで

気が狂うほど精神的に滅入るのです。

それは超弱音だから、

それは超タイトなリズムだから、

それはユニゾンだから(一緒の動きの人と合わせないといけない)

 

今回その要素はそんなになくて😅

 

私が団員だった時より

世代交代がだいぶ進み、お若い演奏家がたくさんになりまして

音も勢いがあって変わってきた気がします。

 

指揮をしていた保科先生は88歳で

杖をつきながらご登壇されましたが

精力的な活動はそのままですね。

すごい、としか言いようがないです。

 

アンコールはアルビレオを演奏しました。

私が打楽器指導の仕事をし始めた頃の課題曲です。

懐かしい。

 

追伸:ティンパニを演奏していた

杉浦邦弘さんも還暦を過ぎてなお

演奏活動盛んですね。

私のソロの作曲を依頼しているのですが

なかなか書いてくれませんww

杉浦さんしか出来ない曲のはずなんですけどぉ〜