yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

浜松バルドン会長の塚本好司さんの通夜コン

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バルドン楽器という名前は

名古屋と浜松にありますが

 

浜松の方のバルドンの会長

塚本好司さんが11/25.にご逝去されました。

 

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11/28.は通夜が営まれ

生演奏で盛大にお見送りされました。

 

会長が発足した

初心者🔰からスタートして音楽を楽しむサークル

すずめの、合唱と吹奏楽部

私もすずめの吹奏楽部の発足時に

お世話になりました。

今日は久しぶりに演奏を聴きました

大変上手でびっくりしました!

合唱の方も素晴らしい歌声でした。

 

会長はトロンボーン奏者でしたので

トロンボーン奏者が集結して

アンサンブルを披露

愛知県立芸大の先生をしている倉田さんも

師匠との最後のお別れに駆けつけ

ソロをご披露してくださいました。

 

サックスの名プレーヤーとなった

福井健太くんもジャズの名曲、

セプテンバーをソロで演奏。

相変わらず、かっこいいねー。

 

浜松市民吹奏楽団は

会長が長年指揮をしてきた

老舗の楽団。

私も大学在籍中からお世話になっていました。

 

通称、市吹は

ドイツに傾倒した楽団としても知られていて

演奏会後の打ち上げでは

ドイツビールを片手に

乾杯の歌を高らかに歌ってから飲む!

というのが慣わしでした。

今日も何回か、この乾杯の歌を演奏してましたね

私の若い頃を思い出し、懐かしかったです。

 

会長は、冗談が大好きで

好奇心旺盛で

いつも楽しいことを探しているような人でした。

私の今使っているノコギリの弓は

会長が面白がって作ってくださったものです。

お代はいらんよー

と言われましたけど

そう言われてもねー

コッソリ置いて帰りましたが。

 

主人の家族と親しかった

塚本家の親戚のおじさまと

久しぶりに会いました。

 

はちゃめちゃなことが大好きな

破壊力満点な血族ですので

みんな勢いがあるのですが

そのおじさまもそうで。

久しぶりにウィットに富んだ冗談を

散々話しました、

それも懐かしかったです。

 

市吹も昔からいる顔が

何名かいらっしゃいました。

私が駆け出しの小僧だった頃に

何かと可愛がってくださいました。

 

そんな私ももう50ですからね。

 

もう重厚感あふれるお年頃ですが

私の気持ちはいつまでも

変わらないつもりで

成長を自分では感じません…。

 

試練はたくさんしてきましたので

それをもう一度体験したいとは

思わないけども。

 

訃報の連絡は

バルドン楽器の店長を務める

高校の先輩@加納さんからいただきました。

 

高校から吹奏楽部に入った私は

音楽で仕事をするにあたり

ツテが加納さんぐらいしかなく💦

ほっそいほっそい繋がりから

だんだん仕事を広げていきました。

 

バルドン楽器は、私たちを学校レッスンへ

派遣してくださるのですが

その中間マージンを取らない方針でした。

バルドンでレッスンする時も

部屋代ももらってくれませんでした。

なので、バルドンを通じて

楽器を買ってもらうように促すぐらいしか

お礼ができない。

 

先日、歯医者へ行きました。

うちの近くにある太田歯科です。

歯科医の太田先生はホルン吹きで

著名な音楽家がわざわざここの歯医者へ

通うほど音楽家の間で有名な歯医者さんです。

 

バルドンの会長もここの患者でした。

 

「つい最近まで通っていらしたんです。

 バルドンの塚本さんの音楽への貢献は

 浜松の音楽家が、健全な活動ができてることに

 あるんじゃないですかねー。

 風通しのいい人間関係が

 音楽家の中で作れている地域は

 他にないと思いますから…」

 

バイタリティの塊のような人でした。

楽しいことが大好きで、

いつもワクワク生きてらっしゃるように

思えました。

 

 

あと、主人の最初の師匠だったようです。

主人を大変可愛がり

吹奏楽小僧だった主人を

色々な場所へ連れて行って

指導のイロハを教えてくださったようです。

 

長年に渡りお世話になりました。

ご冥福をお祈りします…

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