yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

人間ってめんどくさい

◾️その1

私のように、学校の指導をしてる人間は

そもそも人が好きっていうのが

あると思います。

 

いつだったかとある学校の先生と

人を教えるのはめんどくさいけど

それがまたやり甲斐なのよね

的な話をしたように思います。

 

本格的に困っちゃったらこっちも困るから

その前に先手を打って

生徒に声をかけますよね。

 

どーしたの?

最近元気ないじゃない?

 

すると、めんどくさいことが

予想通り湧いて出てくるんで

あーまた始まっちゃったなーと思いつつ

ついつい突っ込んで話を聞きます。

 

解決したらそりゃいいですが

そーばっかでもないしー

 

んじゃー、声かけなきゃ良かった

とは思わないというか。

 

何か手を差し伸べたくて

ついつい声をかけてしまうわけで。

 

それは先生という職業的サガなのだと

思うわけです。

 

 

 

◾️その2

悪口ってのは、麻薬なので

悪口でつるむ仲間って

一時的にはめちゃくちゃ仲良くなります。

変な結束も生まれたりして。

 

だけどどーいうわけか

長続きしない。

 

また次の悪口のターゲットを探して

また新しい人とつるむ。

 

悪口は一口目のビールと同じ

最初はおいしいのよね。

悪いエネルギーの方が強いし

引っ張られるから

ついつい話聞いちゃう。

 

けどね、麻薬だとわかってない人は

それに乗っかるみたいね。

 

そう麻薬なの。

 

だから、あ、こいつは危険って気がついたら

離れりゃいいです。

だってそんな話をする連中と

心健やかに仲良くできるわけないのよ。

心健やかに人間関係を作ることが

どれだけ健康的かと。

 

SNSもネガティブなことを書くと

人気が出るんだそうな。

 

悪口を言うと、体を悪くするらしいです。

 

お大事に。

 

 

 

◾️その3

勝ちたい気持ちが強い人

承認欲求が強い人

上からマウントしてきますねー

 

人間関係で上下が発生することも

よろしくなーい。

 

負けたくないという気持ちは

つまり負けていると

自覚してるのかもしれないね。

 

勝ってるとわかってたら

勝ちたい!とは思わないものねー?

勝ってるんだから。

 

 

◾️その4

自分が気持ちよく生きられる世界って

無いんでね

もし思い通りの環境に今いるとしたら

その周りの人々の多大な我慢や

気遣いによってもたらされていると思って

間違い無いでしょう。

それは色々辛いことやって生きてきたからって

お年寄りの方も同じみたい。

 

「もういいだろ!好きにさせてくれよ!」

 

と、なった時点で

チュドーン💨。。。が来るシステムに

世の中は、なってるみたい。

 

 

 

 

生きるってめんどくさいけど

だから面白いんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

学芸高校での3年間指導おわ

昨日学芸高校音楽コースでの

授業が終わりました。

 

今週末に大学受験を控えています。

 

生徒の石山くんは、

先日全国大会を決めた富塚中の出身

 

顧問の松下先生は

佐鳴台中から異動され

富塚にいらして初年度の冬かな

私が教えに行き始めたと思います。

 

その時の一年生が石山くんでした。

 

歌心のある音楽をする生徒で

打楽器だと稀だなーと思ったのが第一印象。

繊細なハートから奏でられる音楽が

彼の最大の魅力といえます。

 

スケールの大きな演奏ではないものの

基礎を積んだ綺麗な音は

観客を惹きつけるのに十分です。

 

勇気とガッツがほとばしったり

パワフルだったりは

そんなにないので

気持ちにもそれは影響して

ゆらゆらと、川に浮かぶ笹舟のように

気持ちが移ろいやすいところがあります。

 

何か筋が一本

ハッキリしたものが

ドカーンとあると

また違うのかもしれないんだけど。

 

優柔不断な雰囲気は

私の指導を大いに悩ませました。

 

どうしたいのか?が

わかりにくくて

どうしてあげたらいいのか

わからないのです。

 

本人のやりたいことをサポートするのが

私の仕事ですので

熱い気持ちを持ってる生徒を指導するのは

難なくできますが。

 

学芸高校音楽科といえば

老舗の音楽高校として

全国的にも有名で

音楽家として活躍している卒業生も

大勢いらっしゃいます。

 

入学したら音楽の道へ進むことのみ

という狭い選択肢になるので

本当にこれで良いのかなーと

思い悩むのは分かります。

 

音楽の道で生活していけるほど

稼げるようになるのかなー…

という不安も当然あります。

 

潰しが効かない、といいますが

実は、どこの大学へ行っても

変わらないと思います。

潰しの効く効かないは

本人次第でしょう。

 

すぐに安定した収入は期待できませんが

やり方によっては

如何様にも変容できるのが

この音楽のお仕事と私は思います。

 

指導は紆余曲折を繰り返し

3年間を過ごしてきました。

 

必ずしも楽しいばかりじゃない

お互い、なんで自分のことを

わかってもらえないんだ?と

説明不足を棚に上げる。

しかも口で説明することもなく

なんとなくのところで

うまく擦り合わせられない

もどかしい時間をたくさん過ごしました。

 

彼にはたくさんお話ししました。

 

音楽家として生きるために必要な考え方

心を表現すること

考えを深めることで出る知性

表現の美しさ

何を伝えたいかを明確にする大事さ

 

人のいい彼は

私のいうことは全て素直に聞き入れました。

そしてそれを実現しようとしました。

 

人からアドバイスをもらうと

自分のことを殺してでも

その人の意に沿うような演奏をしました。

 

自分に自信がない

人から認められたい

 

若者はみんな

その二つの大きな問題を抱えています。

 

誰かに認められたら

俺、私は世の中で通用する人になれる

それには先生のいうことを全部聞いて

丸ごと受け入れることだ!

 

これが彼の人の良さの根本だと思います。

 

人から認められたいけど

全部先生のいうことを聞くか?と

俺、私はこーやるんだ!が

普通はチラチラと出てきちゃうものですから。

 

音楽なんて何がいいか

ハッキリ分かりづらいものです。

 

でも、なんか知らんけど なんかいい

 

ってやつは

その人らしさが心の底から

湧き上がったものが見えた時かなと

今は思います。

 

吹奏楽の指導実績は上げてきましたが

個人を指導することに

もう少し本腰を入れ

新たな境地を知りたくて

学芸の講師を引き受けました。

 

演奏家を育てる道は

楽しく音楽をやる、吹奏楽とは

全く異なるものです。

発音の仕方が違う。

丁寧に音を作るアプローチが全然違います。

微に入り細に入り、細かく表現できる演奏は

お金を稼ぐ音楽家になるために欠かせません。

 

3年間通じて

老舗音高である学芸高校の

他の先生方の指導の様子を目の当たりにし

江之島高校にはないアプローチも

素晴らしかったし

だからこうなるんだね!というのは

普通高校出身の私には

大変センセーショナルでした。

 

彼を通じてたくさんのことを学び

あれよあれよと日が過ぎて

彼を送り出すことになった。

 

受験を前に彼には

願掛けとして

開成中アンコン全国日本一の時に

私のパワーストーンとして活躍した

チェリーブロッサムアゲートのブレスレットを

渡しました。

 

健太くんの時は、ラピスラズリでしたが

石山くんはそんな強い石じゃなくて

桜瑪瑙の方が似合ってる気がしました。

 

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ご利益ありますように…

 

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↑こちら学芸高校新校舎

来年度からこちらで新生活がスタートします

 

 

思考は現実化する、は、本当なのかな

好きなことを仕事にできていいね

と、よく言われます。

 

しかし、純粋にそうではなくて

勉強は全くやらなかったし

(やれなかったと言っていい

 本を読むと空滑るし

 全く頭に入らなかった

 入れようともしなかったんだから)

音楽が好きだったから

に、他ありません。。。。

 

これしかなかった、のであります。

 

 

私は高校から打楽器を始め

その流れで大学へ入り

モチベーションが高い生徒ではなかったので

ひたすら遊んで暮らし💦

大学を出てからものんびりと

なんとなくフェイドインして

仕事をし始めました。。。

 

コネのみで繋がる珍しいお仕事

そのコネでここまで来ました。

 

演奏家としてのタイトルもほぼ無いし

地元でノラクラやってます。

 

だから今でもプー太郎と言えばそうだし

定職につかないで、フラフラと

と言われれば、ごもっとも、と。

 

私みたいに誰かにペースを乱されることなく

期待されることもなく

のんびりここまで来ていて

さらにまだ続けている音楽家は

あまり見かけたことがありません。

 

手探り、でここまで来ました。

 

音楽は純粋に

ほぼ選り好みせず、どれも好きです。

面白い!と思えば

ジャンルは問いません。

 

自分で何が得意なのか

何ができるのか

最近になってようやく分かってきましたが

それもよく分からぬままでした。

来た仕事をこなす、

その代わり一生懸命こなしました。

 

若い演奏家

私の周りにも実力のある子が

増えてきました。

若いうちからタイトルをお獲りになって

その道にまっしぐら

眩しいです⭐️

目標が明確で

そこに対してちゃんと向き合う

それだからこそ

でっかいタイトルも獲るんでしょうね。

 

私の若い頃は迷いに迷い

私にできるはずがないと決めつけ言い訳もしたし

不安でいっぱいで怖がっていたから

挑戦もしなかった。

 

私の根っこは意気地なしです。

 

私みたいな意気地なしが

こんなに今でも仕事できていることは

本当にラッキーです。

よくぞ世間が、のんびり待ってくれたもんだ。

そんな奇跡な経歴を時々思い返して

感謝するのです。

 

王道の音楽家とは

だいぶ外れたプロセスストーリー

若い頃はコンプレクスがすごかった。

 

先輩演奏家に

「なんでそうやって決めつけるんだ!

    自分を卑下してどうする!

    自分のことは自分で高める意識でいなきゃ

    勿体無いだろ!」

と、真顔で怒られました。

 

ちなみに東京藝大をお出になられた方から…

(いや、私はそんなんじゃないのよ

 皆さんみたいに心元気でいられないの

 怖いったらないのよ

 どこへ行ってもビクビク

 自信がないんだから

 そんなに言わないでくれよー)

 

 

だって…私は有名大学を出ていない

タイトルもない

指導だって大したことない

 

でもね^_^

根拠のない自信もあったにはあった。

 

若い頃頭にイメージしていた

将来は、スーツケースを転がして

日本全国をレッスンをして伺いたい!は、

そう遠くないところまで来ています。

 

つまり思考は現実化するのかな

 

 

間に合わせるとか、間に合わせないとか

ゴールに向かうまでのプロセス

間に合わせる人と

間に合わせない人といます。

 

前者は自分を信用してる人

後者はその逆

 

これが何だ?というと

 

若い頃は、勉強できるできない

に関わりますーーー

 

ご本人の習慣です。

 

わかんないことを

分かるようにした方が

気分がいい人と

 

どうせ分かんないから

後回し(というかやらない)

にするか、の違いです。

 

この蓄積は大きくて

その習慣の違いで

自分を信用できるか否かが決まるようです。

 

間に合わせたい人は

間に合わない自分を許せないから

絶対に間に合わせます。

 

間に合わない人は

間に合わないことが通常モードなので

安心安定の間に合わない。

やっぱ自分はできない、となる。

安定の。

 

んでそれでいいのだ!と

思ってりゃいいけど

必ずしもそうじゃないところがミソ

 

じゃーやりゃーいいじゃん!

と、なりますわねー…

 

勉強ができる人は信用性が高い

の理由はここにあると

お分かりいただけたでしょうか。

 

この人なら

このくらいの分量の仕事を出しても

間に合わせてくれる💖

 

この、その人のレベルに合った

間に合せる 習慣だけで

自分への信用度が上がり

私ならできる!と思えるなら

ぜひトライしていただきたい。

 

朝自力で起きれた!

自分でご飯を食べられた!

歩いて学校へ行けた!

当たり前すぎることを褒めて

自己肯定感を上げればいいし

そしたら新しいことを

やる気持ちも湧いてくるでしょう。

 

ちょっとそんなことを感じた

ここ最近でした。。。

 

昭和の部活 お前らナメンナヨ!

最近高校吹奏楽部の同級生との

小規模なグループLINEが出来たので

以前より昔話が交わされております^_^

 

その中で…

入部したばかりの我々に

もう直ぐ引退なさる先輩幹部からの

「お前らナメンナヨ!」

を思い出しました笑

 

とにかく日常に慣れることで精一杯の我々に

その一言が飛んできたときに

机の上に椅子を置くかして

お座りになり

その発言が上からつんざくように

来たような気がするのですが

 

お前ら、ナメンナヨ!

 

と先輩が言い放った瞬間

私は、プハ!と

笑いを堪えるのに必死というか笑

 

え!?開口一番

それですか!

 

という驚きね

 

体言止め、っていうんですか?笑

言い切り型ですよね。

 

理由は後からついてくるのですが

定期演奏会の準備が佳境のその時期

我々をこき使って

うまいこと運営したいわけですね

 

どうナメてたのか…

今となっては覚えてませんが笑

 

ナメてる生徒の中でも

更にナメ腐っていた私であったはずの

ナメック星人で笑

 

気持ちが顔に出やすいタイプ

嘘がつけません。。。

 

なので、たぶん

笑いを堪えてた顔もまた

先輩を怒らすには十分だったでしょう。

 

そうやって先輩からの脅しで

動かざるを得ない状況は

昔は頻発したものです。

 

そうした理不尽な経験が大事なのだ!と

いう人いるんですけど

私は苦手です。。。

 

全てを理解し納得した上で

物事を進めたい!と

思ってるわけでも無いけど…

時には理不尽な状況を説明できないことも

発生しますので。

その場合も後になって

色々そーいうことなのね?を

探索するのかもしれないけれども。

 

理不尽なことを言われたら

どんな背景があっての?は

すごーく深読みしちゃいますね〜

 

わけわかんないけど

はい!って返事すりゃいいんだ!とは

ならない…

 

昔で言うと

「使えないやつ」なのかも。。。笑

 

使える、使えない、うーん

 

ちなみに、我々の学年は

そんなつまらない脅しはなかったはずです。

だから今も後輩と仲良く 

交流してるのかな?と思います。