yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

部活動と働き方

先日の市立高校のコンサートでは

顧問@幸太郎が部活動の在り方について

熱く語る場面がありました。

真面目すぎる話題を中和させたくわたしは

話が長いわーと言って登場したのでありますが。

 

話が長くなってしまうにも

理由が当然あるわけです。

 

子どもたちの環境が急速に変わろうとしている

それが必ずしもいいばかりではない、の

警告でもあり、

自身のアイデンディティである

「部活動」が今後消えて行くのかという

不安もあるわけです。

部活動で楽しく人生を送っていた人も

大勢いるでしょう。

 

いろんな生き方、

自分の身の置き方があったって

いいだろう

 

という寛容さが

どんどん失われています。

本当に寂しい。

 

勉強だけは無理して頑張っても奨励される

他は頑張るほど怒られる。

健全に頑張ることをなんで

否定されるのかなー、というのはありますね

 

ただ、先生の労働時間の無理さや

部活でのトラブルも多い

生徒のストレスを全部部活のせいにするのは

乱暴な思考だな、と思いますが。

部活はいま、マスコミでも世間的にも

悪の存在になっていることは

私からすると寂しいことと思います。

 

部活を頑張ってこられた先生は

口々にこういいます。

 

授業では得られない

生徒との深いコミュニケーション

心で話し合うことができるチャンスが

部活にはありました。

部活のおかげで、気持ちを保てた子もたくさんいました。

また、今でももっと活動したい先生や生徒もいる。

がんばりたい人たちの救済は絶対に欲しい

そして、部活によって

生徒と向き合えるチャンスがなくなれば

どこでそれを補えるのか

どうしたら生徒が心健やかに

生活できるのか

難しい時代が来ましたね。

 

 

 

私のような外部講師が

外へサークルを作ります。

実際わたしは

「アンサンブルなの打」という

団体を作りました。

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どのくらい先なことかわかりませんが

そんなに遠くない今後

このような外部団体から

アンサンブルコンテストへ出場することに

なると思います。

 

先日はクラリネットの仁科恵美子さん主催の

Nクラリネットアカデミーの

定期演奏会があり、

観に行きました。

未来の子どもたちの音楽との関わり方の

一例だと思います。

 

今はまだ

アンサンブルなの打

試運転をしているので

今後どのようにしようか

考え中ですが。

 

しかし、部活のような

手軽さは失われます。

意識が高くて

熱意もあって 

情報を取り入れるアンテナもある人しか

出会えないでしょう。

 

部活は、学校生活にあるからこそ

手軽で誰でも

楽しみる利点があります。

 

音楽の文化はそうした地盤があって

日本に根付いてきました。

私が今あるのは部活のおかげです。

 

部活が自由加入制に変わり

入る生徒が少なくなりました。

わざわざキツイ思いをして

部活をやるつもりはない、とのこと。

入った生徒に聞くと

やって良かった!と言うのです。

ほとばしる若いエネルギーの

発散する場所があること

難しいことにトライして

達成する気持ちよさは格別です。

またチームであれば、

その感動はひとしお。

 

私は高校から吹奏楽を始めましたが

学業はいい加減で

部活は超情熱的に取り組んでました。

そして今があります。。。

 

それを悔やんではいません。

それで良かったと思っています。

私のそうした行動を咎める人も

否定する人もいませんでした。

 

これで勉強しろ!と言われてたら

今ごろどうだったろう〜と思いますねー

 

日本の子どもたちの心が

健やかに育つことを

国民全員が希望しているのでしょうか。

子どもたちが未来の日本を

支えてくれるのに。

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