yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

支援学級のこどもたちの、その後を想像できますか?

私の生徒に、支援学校に通う子がいます。

部活は参加できていました。

中学を卒業したあと

学校外の同世代の子たちと触れ合う機会が

なくなります。

部活もありません。

 

学校では就職できるように

作業の練習を繰り返し行うようです。

 

成人してからは

障害の程度によって

施設へ入るか入らないか

家族がいるかいないかで

住む場所も違うと思います。

 

久遠チョコレートさんで働く障がい者の方の

ドキュメント番組を観ました。

そこで初めて、障がい者の労働賃金の安さを知りました。

 

私の教え子たちも

中学を卒業したら

この子たちの部活がなくなるんだ…

 

いや、まてよ?

しかも二度と部活的なところで

活動することがない、のかな?!?!?!

 

と、気がついたのでした…

アンサンブルコンテストで

一生懸命練習してる

そんなに手加減したら練習ではないが

彼等はついてきてる。

この環境が急になくなるのか…

 

保護者の方に聞いてみました。

 

 

そう、実はそこはすごく悩みで

どなたに相談したらいいか

わからないんです。。。

探しようがないので、困ってるんです

 

と、お答えになりました。

 

 

 

あー、やっぱりか〜。。。

 

 

 

そーだよな、そーだよ、うーーーん

 

 

 

彼らのために早く動かなければ!!!

 

と思って

アンサンブルなの打

を急いで立ち上げた、のもあります。

 

別のサークルも紹介し

そこでも大活躍しています。

本人たちも、保護者の方も

大変喜んでおられます。

 

彼らは楽譜が読めること

音楽に関してはコミュニケーションが取れることで

外部サークルへ加入することができました。

 

ひょっとして、他にもそういう子が

いるかもしれません。

何かの能力がちゃんとあれば

そのジャンルで活躍できる可能性があるんです。

 

久遠チョコレートさんのドキュメンタリーは

私にとって、非常に衝撃的で

知らなかった自分を恥たし

また知ることができたことで嬉しかったし

彼らの環境に泣けました。

支えていらっしゃる保護者の方の気持ちを思うと、さらに泣けました。