jba ソロコンテストに出た
ここでもご紹介した３人
ボーイズは次の東海大会へ
進むことになりました。
田中健太くんは
音大進学が決まっていましたが
試したい病を発症したのでしょうね。
プログラムを見て「なぬ？」と
なんで名前があるのよー
あ、事後承諾で、さーせん！
ちょっと受けてみたくなりまして💦
冬に浜音教のソロコンで
健太くんにレッスンをお願いした
中学生がいましたが
その子の曲をやりたくなってきた！というのです。
池辺晋一郎先生の
「スネアは唸りそして飛翔する」という曲。
どう戦略を立ててコンテストへ臨むか？を
健太くんと考察していたので
健太くんのハートに火がついちゃったのかね
jbaの審査をしていたのは
私の打楽器仲間@杉山光映さんでしたので
いやぁー健太くんは
パフォーマーだよねー
あの曲と合ってるわ…
という感想をいただき
そしてあの日もお家芸？の
バチを飛ばす！をご披露したようで。
後日健太くんに聞いたところ
バチが飛んじゃったんです💦
とのことなので
意図して飛ばしたわけではないが
人も飛ぶ笑
バチも飛ぶ！
彼は飛びたいのね笑
市川猿之助みたいに
ワイヤーで吊って舞台を飛べばいいさ
スーパー歌舞伎ならぬ
スーパーパーカッションだわ🪇
もう1人のボーイズ久米くんは
私の直接的な生徒ではないのですが
私の守備範囲に入ってきました^_^
我慢しきれず声をかけたのは双方ともで
お互い自然？と歩み寄り
いろんな話をしてくれる間柄になりました。
久米くんは硬派な打楽器奏者ですから
基礎はバッチリ⭐️
表現は繊細
キングオブ音大生
音大生の王道を行く感じの生徒さんです。
彼はとにかく真面目で硬派なので
地味なのがコンプレクスでもあります。
彼曰く、性格に起因してるのでは？とのこと
私も若い頃は真面目で硬くて
表現することへ抵抗がありました。
変な格好して人前へ出るのは
抵抗がないのですが笑
演奏する、ということが
どうもムズムズと
お尻が痒くなるというか
恥ずかしいんですよね💦
人にどう評価されるのかを
過剰に気にしたり
認められたい承認欲求が先走り
どう点数を取るのか？ばかり
執着していて
自分がどう感じて何を伝えたいのか？
わからなくなっていました。
演奏することで開放されるイメージは
ありませんでした。
それって音楽家は
ほぼ皆さん通る道なのではないか？と
うまい！って思われたいから
置きに行く演奏で
こじんまり、まとまってしまう…
ひょっとして久米くんもそうかな？と思って
LINEを送りました。
高い技術で繊細な表現ができる彼は
自身の自己肯定感とも戦ってるだろうことは
容易に想像ができますから
大好きな音楽に没頭するのも
彼はそこしかない！という
焦燥感というか
切羽詰まっている感じかと。
非常にストイックな演奏をします。
同じトンネルを潜り抜けた
私から言えること、何かないかな？と
『人にどう思われるのか？という
他人軸でものを考えるのではなくて
自分がどうしたいか？という
自分軸で音楽をしてみるのはどうかな？』
ボーイズ2人の次なる戦い
jba ソロコンテストの東海大会で
「スネアが唸り、そして飛翔する」
…そういう演奏を
期待したいと思います。
