今回指導している学校が3校
この本選に出場しました。
出場した参考とも
3位に当たる、理事長賞🏆を受賞しました。
今回は修学舎高校の本番前日と当日に帯同しました。
当日練習へ行くと
主人がカリカリやっている。
明るい元気なサウンドがなかなか出てこない。
心ここに在らず、といった音がしていました。
自己肯定感の低い生徒が多いので
私はこんな言葉をかけました。
「ここまで練習してきたのに
どうして自信がないの？
それまでの練習を今反省して
今日の本番うまく行くのか？
もっと練習できたはず！と思う気持ちは一旦封印して
今日できることに集中しよう！
自分にダメ出しして、やっぱり自分はダメなんだって
落ち着く癖があるみたいだけど
そんなに自分をいじめたら
自分がかわいそうだよ？
こんなに頑張ってきた自分は
なんて偉いんだろう！って
自分を褒めてやらなきゃ！
本番は絶対に楽しい演奏をすると決める。
絶対にうまくいく！
うまくいかせるために、今できることを考える。
偶然起こった本番での化学反応を楽しむ。
うまくいかなかったら、どうしよう💦と不安になると
それを引き寄せるんだよ。
自分を信じ切る、大好きな自分を信じてあげよう！
私はできる！私はできる！。。。。
バカというなら、自分を信じ切るバカであれ！」
私の話を一通り聴いた生徒の中には
そんな風に自分を褒めたことがなかったのか
泣き出す子が何人か現れました。
そのうち生徒たちは
大きい声で、自分はできる！と叫ぶ
リレーを始めました。
叫ぶうちに、だんだん声が大きくなっていきます。
音が意志を持って明るくなりました。
ポジティブな言葉は
自分が何より喜ぶんです。
すごくスッキリした気持ちになるし
戦う勇気が湧く。
なんでも出来そうな万能感も感じることができます。
自分は万能な人間なんだと
思い込ませる効能が
いかに大事かを
思い知らされた瞬間でした。
中日吹県大会の前は
浜松市立高校でほぼ同じことをやりました。
今年のアンサンブルコンテスト県大会前1w
細江でも同じことをしました。
うまくいかなくて落ち込んで
自分で責めて
やっぱ私はダメなんだと自滅する。
みんなそうです。
うまくいかなさを、そうやって考えると
一時的に安心するんです。
本心は望んでないのに。。。
うまくいかなかった時の言い訳として
そう考えちゃう。
実はすごくストレスです。
ポジティブな脳みそに変換されたら
それに勝るものはありません。
当日ホール練習の様子
佐鳴湖に咲く彼岸花。今年は夏が暑すぎたせいか、開花がやや遅い。
