yukiの打ハハ日記

浜松市在住 打楽器奏者 パーカッションアーティスト@中村友紀のブログ

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20160519090529 打楽器はじめの12ヶ月

アンコン西部中学2023終わる

アンサンブルコンテスト中学の部

静岡県西部大会が本日終わりました。

 

私の担当校は今回4つ

全て金賞を受賞🥇

 

大会出場チームは130余。

今回は規定が変わり、

上位17チームが県大会へ出場できます。

規定により、打楽器は3枠と決まっているので

県大会出場圏内の17位までに入っていても

打楽器の4位以下は県大会出場にはなりません。

今回は打楽器4〜6位が

出場圏内に入っていましたが

残念ながら落選しました。

打楽器の3位が全体の9位なので、

一桁順位でないと

次のコマへ進めないのです。

打楽器だけやけに辛い鬼のルールにより

毎年くやしい思いをするチームがありますが

コンテストに出る以上は

ルールに楯突いても仕方ないので

精一杯頑張るしかないのです。

 

今回は全体の一位として

富塚中の打楽器が入りました。

あと3年連続で県大会出場の細江と

今回は2チームが1/13.の

県大会で演奏できます。

 

 

さて、今シーズンは

これまで28年間指導してきた中で

一番難しい年でした。

高度な指導技術が求められましたね。

 

基礎力の強化

生徒のメンタル面のサポート

保護者へのフォロー

顧問との打ち合わせ

 

どれを省いてもダメな

抜けどころのない、ピリつく指導の連続でした。

ピリつくのは私のことのみで

生徒に対して怒ったりはしないで

あくまでも自分の仕事として

抜けどころがなかったのです。

 

なんのために私は働いてるんだろう?

 

ふと思いました。

 

結果を出すために、は

あまりにも虚しい。

 

打楽器アンサンブルを通して

音楽の楽しさや

チームワークの作り方

コミュニケーションの取り方

生徒の人間形成の一助になるんだったら

身を粉にして働いても悪くないかな

と思いました。

 

この経験を糧に

心の成長の手助けを。

 

県大会、東海大会と

進むにつれて

だんだん子どもたちの心が

育っていくのがわかるんですね。

チームがだんだん結束していく。

 

時には喧嘩をしたり

時には大きな声で笑い合ったり

泣いたり叫んだり

 

親も一緒になって

気持ちが揺れますね。

子供から話を聞いているうちに

心配や不安が溜まっていきます。

 

めんどくさいんです、ほんとに💦

 

でも、子どものがんばっているところを

目の当たりにすると

いつも家で見せている顔と別の姿が

そこにはあったりして

 

びっくりして感動して

ポロポロと涙が溢れてしまうね

 

この子がこんなにがんばっている姿を

親として見られるなんて…って。

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緊張のため、出番前に仲間に抱きつく様子

 

今回のアンサンブルコンテストは

なんとしてでも

どんな技を使っても

なんとかする!という

私の経験と勘をフル回転させた

指導技術が炸裂しました。

 

寝技、足技、猫だまし…

 

「大事な場面で、間に合わせなさい。」

 

大事な場面で

わたしは、ぼくは、

間に合わせられる人間なんだ

という肯定感を絶対に植え付けたかったから。

 

自信のない子どもの心に

まだ完成してない脳みその裏側に

これをインプットさせたかったから。

 

コロナでコミュニケーションが薄くなり

心が貧しくなったような気がして。

人と心を通わせて

幸せにならなきゃ…

 

泡のように消えてゆく結果と

しかし、ほかほかといつまでも消えることのない

心の種火と

マグマのように燃えたぎる熱い心根と

冷静沈着な脳みそと

 

フル回転。

やり甲斐はあったけど、疲れたね笑

 

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家族で打ち上げを。

私の労をねぎらってもらいました。

おつかれ、わたし

ありがとう、かぞく